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日別アーカイブ: 2025年4月15日

第7回シロアリ駆除雑学講座

皆さんこんにちは!
JAST株式会社、更新担当の中西です。

本日は第2回シロアリ対策雑学講座!
~被害発見からの対処方法と今すぐできる予防策~

前回は「メンテナンスと目安」を詳しく解説しました。今回は、実際にシロアリ被害を見つけたときの対処ステップと、日常でできる簡単予防策をご紹介します。


1. 被害発見時の3ステップ対処法

  1. 現状把握

    • 床下や天井裏を目視確認し、被害範囲を特定

    • 食害跡(木くずや蟻道)の有無を確認

  2. 応急処置

    • 被害箇所周辺の通気を良くし、湿気を抑制

    • ホウ酸系スプレーで見える範囲に直接処理

  3. 専門業者への相談

    • 早期発見ほど被害拡大を防げるため、迅速にプロに依頼

    • 現場調査のうえ、薬剤処理・ベイト工法など最適プランを提案

※自己判断で深追いせず、広範囲に被害が及ぶ前に必ず業者点検を!


2. すぐにできる日常予防策

  • 床下換気口の管理

    • 物を置かず、換気口を塞がない

    • 定期的に枠まわりを掃き掃除して通気を確保

  • 水回りのチェック

    • キッチンや浴室下の配管まわりに水漏れがないか点検

    • 配管周辺の床材に湿気がたまらないよう、こまめに乾拭き

  • 木材の保管場所に注意

    • 家の周囲に薪や廃材を放置しない

    • 庭に積む場合は建物から1.5m以上離す

  • 植栽の剪定

    • 根が家屋に接触しないよう剪定

    • 地面に直接触れる枝は切り戻し、シロアリの侵入経路を断つ


3. 定期セルフチェックポイント

チェック項目 頻度 ポイント
床下換気口の通気状況 月1回 換気口の枠まわりにゴミがないか
水漏れ・湿気の有無 月1回 床材・配管周辺の湿り気を確認
木部の外観(ひび割れ等) 半年に1回 外壁下部やデッキの木材を点検
植栽と建物の距離 半年に1回 枝や木材が建物に接触していないか

次回予告

第3回は「最新防蟻技術の比較と選び方」をお届けします。新登場の低臭性薬剤や無薬剤工法など、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較!お楽しみに。


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